レンタルサーバーのバックアップ体制
バックアップは、通常は、利用者が個々で行っておくものです。パソコンが壊れた場合、紛失した場合などを想定し、中のデータを他のディスクに移しておくという保険のようなものですね。
個人、法人を問わず、バックアップは常に取っておく必要があります。
インターネット上にアップされたデータはどうなのかというと、これらは全てレンタルサーバー会社が管理しているので、仮に自分のパソコン、会社のパソコンが故障しても、問題なくそこにあり続けます。
よって、このバックアップに関してはレンタルサーバーは無関係…なのかというと、実はそうとも限りません。
というのも、レンタルサーバーといえども完全ではないからです。
- 仮に地震などが起きてその会社のパソコンが潰れてしまった場合は、そのレンタルサーバー会社が管理しているデータは全て吹っ飛んでしまいます。
- また、レンタルサーバーの扱っているパソコンは非常に頑丈で巨大ですが、それでも寿命はあります。
- 寿命が尽きれば、当然データも消えてしまいます。
こういった事も想定し、通常はレンタルサーバー会社はデータのバックアップサービスを提供しています。
絶対に消えてはならないデータに関しては、DVDなどのメディアにバックアップを取ってくれるサービスがあるので、これを利用すると万が一の事態にも対応できるのです。
個人サイトの場合は、仮に消えてしまっても、どうにかなるでしょう。しかし法人の場合、もし顧客のデータが消えてしまえば、どうにもなりません。
従って、バックアップサービスを提供しているレンタルサーバー会社を利用した方が良いでしょう。